こんにちは、尼崎の司法書士の村田です。

今年は、本当に暖冬ですね。
まだまだコートいらずの日もあったりします。

さて今回は、今流行りのマイナンバーの通知についてです。
私の手元にもマイナンバーの通知カードが転送不要の簡易書留郵便で送られてきました。
書留なので、本人でなくとも家族の方でもOKですが受取のサインがいる郵便になります。

先日私が法定後見人を務めている方にもマイナンバー通知が送られてきました。
その方は、すでに特別養護老人ホームに入所されていて、意思能力はほぼなく寝たきり状態の方です。
住民票もその老人ホームに移しているため、行政からの郵便はすべてその老人ホームに対して郵送されてきます。
マイナンバー通知についても例外ではありません。
しかし書留郵便なので、施設の職員の方が受取のサインをすれば、マイナンバー通知を受け取ることは可能なのですが、施設の方針で、自分で受取のサインができない方のマイナンバー通知は施設が代理受領することはできない。どうすればいいか?との相談が施設の職員の方からありました。理由としては、マイナンバー通知は個人情報の重要性の度合いがかなり高いからとのことです。
そのため、市役所に確認したところ、成年後見人に直送する対応はできないとのこと。
方法とすれば、施設側がマイナンバーの郵送を受領拒否し、受領拒否すると市の方に返送されてくるので、返送後に成年後見人が代理受領する形になるとのこと。

さらに、受取について聞くと、尼崎市は11月下旬から12月中旬にかけてマイナンバー通知を郵送するので、受取拒否をしてから数日後くらいに連絡をまたくださいとのこと。
そして、その後施設から受領拒否の連絡があったため、再度確認の連絡をすると、今度は12月〇日から受取の予約が始まるので、また12月〇日以降に予約を取ってほしいと。
それなら、最初から12月〇日に連絡すればいい旨教えてくれればいいのに・・・
まあ、制度が始まったばかりで市の担当職員の方々も慣れていないのか、仕方ないと思い、早速12月〇日に予約の電話をすると12月☓☓日以降の受取になるとのこと。
あれ?すぐに受け取れないんや・・・と思いつつも予約を取り、先日ようやく受取が完了しました。

受取は、市役所ではなく、市役所にほど近い尼崎市制情報センターで行っていました。
予約制にするくらいだからさぞ混雑しているのだろうと思い行ってきましたが、私以外には誰もいませんでしたし、来る気配もありませんでした。
市の担当者が6~7人と私という構造で、静かすぎて落ち着かない雰囲気でしたね。
市の担当の方々は、始まったばかりの制度ということもあり、やはり慣れない様子でしたが、非常に丁寧に対応していただきました。

正直、後見人などの法定代理人に直送する制度があってもいいのではないかと思いましたが、不満を言ったところで変えられるようなものでもないですしね。

ただ、マイナンバー通知の郵送が始まって2カ月ほどですが、いまだ500万人ほどの方々に未だに郵送できていないみたいですね。
受取拒否も多発しているみたいです。

中々、批判も多いマイナンバー制度ですが、実際に事務をつかさどる現場の公務員の方々は仕事とはいえ本当に大変だと思います。
来年の1月からは、インターネット上で自分のマイナンバーを確認できたりするサービスも始まるみたいですが、マイナンバーは様々な重要な個人情報がマイナンバーを介してひも付き状態になってしまいますので、国には情報漏えいだけは起こらないようにセキュリティーだけは、本当にしっかりしてほしいと思います。

個人的には、マイナンバーで劇的に利便性が上がるものでもなく、ただ国が国民の管理をし易いというだけのもののような気もしますが、反面、不正を働く人を見ぬき易かったりもすると思いますので、うまく運用が進んでくれたらと思います。

司法書士業界においても本人確認情報など若干の影響はありますが、とりあえずそれほど大きな混乱は今のところ生じなさそうでホッとしています。