こんにちは、司法書士の村田です。

5月に入り、だいぶ気温も上がってきました。
五月晴れ・ゴールデンウィークも天気良く終わり、気持ちのいい季節ですね。
進学・就職・人事異動など、新しく環境が変わって少し落ち着いてきた時期ではないでしょうか。
五月病なんて言葉もありますが、鈍感な私には無縁です。笑

さて、以前このブログでもお話させていただきましたマンション(区分所有建物)の規約共用部分についての登録免許税の計算方法についてですが、また別件の依頼で見ましたので、その点についてお話しようと思います。
前回同様、非常に実務的なシブい内容なので、興味のない方はこの段階で読むのをやめた方がいいかもしれません。

それにしても最近よく規約共用部分については見ることが多いですね。
比較的新しい分譲マンションで戸数の多い大規模なものについては、バーベキュースペースや、カラオケルーム・レクリエーションルームなど住人であれば利用できる共用部分があるものも増えています。そのほかにも駐車場や宅配ロッカーなど、共用施設の充実をウリにしているマンションも多いと思います。

さて、規約共用部分の登記については、以前3月16日付の投稿でもお話させていただきましたので、詳しくはそちらを見ていただきたいのですが、今回も固定資産税評価証明書を見ると、駐車場に物置と規約共用部分らしきものが見当たります。
謄本を取って確認をすると、やはり規約共用部分である旨の登記が入っていました。
しかし、今回の固定資産税評価証明書には、この間と異なり、持分の記載がありません。
実は、この間の固定資産税評価証明書における規約共用部分の記載がある点と、規約共用部分の持分割合が敷地権の持分割合と異なっていた点について、気になったのであれから少し調べました。
すると、そもそも通常他の自治体だと、法定共用部分についても規約共用部分についても、専有部分に含まれた状態で固定資産税評価額が記載されており、別途共用部分の記載はないのですが、尼崎市は独特で、専有部分と規約共用部分については、分けて固定資産税評価額が記載されているとのことでした。
そういえば、神戸市や大阪市など別の自治体で、マンションで規約共用部分の記載のある固定資産税評価証明書を見たことありませんね。
それにしても、固定資産税評価額の明細がきっちり出るのは、明確でいいとは思うのですが、登記にあたっては逆に混乱を招きそうですね。

ただやはり、固定資産税評価証明書における規約共用部分の持分割合が敷地権の持分割合と異なっているにもかかわらず、評価額の算出の方法としては、一律で敷地権の持分割合で計算する根拠はわかりませんでした・・・
ちなみに今回は、規約共用部分と敷地権で持分に相違がありませんでしたので、特に問題はありませんでした。

それにしてもまだまだ修行が足りませんね。

さて暖かくなってきましたし、滝にでも打たれてきましょうかね。 笑